ウェブサイトを家とすると、ドメインは住所と言われています。「東京都文京区1丁目…」を「popmedia.jp」と表記しているイメージです。
同じドメインはありません。世界でたった一つのドメインは希少です。
そのため、ウェブサイトのイメージに合った短く覚えやすいドメインが望ましいでしょう。
実際にインターネット上でコンピューターを特定しているのは「210.172.128.230」といった「IPアドレス」ですが、ドメインを設定することでIPアドレスを覚えなくても特定のコンピューターへアクセスしやすくすることができます。つまり正確には「インターネット上の住所を分かりやすく見せるもの」です。
難しい漢字や聞きなれない地名が覚え辛いように、ドメインも覚えやすいほど便利な場合が多いです。
メールアドレスに使われるドメイン
メールアドレスの中にもドメインが含まれます。
例を挙げると「mail@popmedia.jp」の「popmedia.jp」部分です。
「@」マークの後ろを取得すれば、「@」マークの前の文字列を変えるだけで、複数のメールアドレスを所持することができます。
サブドメイン
サブドメインは、本体の独自ドメインの前に文字列を追加したものです。こちらが設定されたページは、メインサイトの下層ではなく独立したWebサイトという扱いになるので、分野別に使い分けができます。
「https://www.popmedia.jp」の「www」部分を「support」と書き換えるだけで、サポート用の別サイトとして運用できる、というイメージです。
ドメインの種類
現在1000種類以上のドメインが存在しますが、それらは特性により種類分けされています。それがgTLD・ccTLD・新gTLDの3種類です。分野別に利用しやすいgTLD(Generic Top Level Domain)、国を表すccTLD(Country Code Top Level Domain)、最近追加された新しいgTLDを表す新gTLDです。
